また、10年前の日記のコピペから

〔空気には逆らえない話し。〕

自分の感覚は、ほ乳類というより虫に近いので、
空気を読むという事が非常に苦手です。
(群れていると安心という、ほ乳類的な感情は希薄です。)

ですから、基本的に人の輪から外れた所が私のポジションです。

戦前なら非国民扱いでしょうし、
今ならいじめの対象になっている事は間違いないと思います。

1960年代末に生まれ、既成の村社会の枠組みが崩れる中、
高度成長期で社会が確定してなかった時期に育ったという事は、
自分にとって非常な僥倖であったと思います。


どうも日本の社会では、一度空気が形成されてしまうと、
反対する意見を述べる事がタブーとなってしまうらしい。

いじめだって根は同じで、いじめは良くないと思っていても、
一度空気が形成されてしまうと、それを表明する事には非常な危険が伴う。

何なのこれは?
皆と同じだと安心する国民性?
それとも組織への帰属表明?

色んな意見があって良いと思う。
空気で右に走ったり、左に走ったりする国民性は変えないと、非常に危険なものを感じます。

空気が形成されると反対意見が言えなくなる事を指して
「異常な自粛社会」と呼びました。

今のインフルも、マスク着用率から考察するに、
深刻に考えている人は2割程度だと思います。

でも、命にかかわる事だから、対策が必要か? YES or NO
と問われると、YESしか言えない空気です。


4、5年前O-157騒ぎの時、近くの大学で学祭がありました。
その中のバザーの出し物に金魚すくいがあったのですが、
2日目、出し物が飼育グッズに変わっていました。

理由を聞くと「生ものはだめ」と言われたらしい。

「アホか」と思います。
お前らは金魚を喰うのか?

異常な自粛ムードで、0.001%でも可能性のあるものは
許可出来なかったのかもしれないが、常識的に極めて可能性が低いと
意見を言う奴は居なかったのか?

そんな事すら言えないムードに恐怖を覚えます。

世の中の危険は決して0にはならない、
軽重を判断して、許容される危険性の中で暮らして行かざるを得ない。

公的にコメントする場合は、安全サイドの意見を言っていた方が
無難だし、非難もされない。

そういう判断があるから、ますます自粛社会が加速する。
もはや暗黙の空気の前に沈黙するしか無い世界。

------(ひみつ日記)------

だいたい、マスコミの風潮からしてそう。
愚にもつかない事を取り上げて大騒ぎ、祭りが終われば知らん顔。

マスコミの行動原理は「おもしろおかしく」という事に尽きる。
本当に深刻な事は取り上げて騒がない。

日本では年間3万人が自殺していると言うのに、大した騒ぎにならない、
(私の職場でも2年に1回位は自殺したという話しを聞きます。)

深刻な現実を突きつけられても、おもしろおかしくないから。

赤福の賞味期限が切れて、誰か死んだのか?

羊水腐る発言のバッシングがありましたが、
公人でも医者でもない1歌手が言った発言を、あれだけ叩く意味が分からない。

私は倖田なんとかは、夜11時以前はTVに出すなと思っていますが、
あの発言自体は高齢出産の危険性を、無知な素人理解で発言しただけで
特に問題とは思わない。

私人の1意見であり、違うなら違うと言えばいいだけの事。

それを社会挙げてのバッシング、
これでは私人といえど、うかつな発言は出来ない。

恐ろしい言論統制だ。


----------再録ここまで------------

以下ジムチャレも無いので、暇すぎて、暇つぶしの記事です。

さて、わざわざ10年前の日記を引っ張り出して来たのは、
昨今の新型コロナに関する騒ぎについて述べるためですが、
まず、そんなに大騒ぎするほどの物なのか?という所が理解できない。

病気は恐ろしいし、かからない方が良いのは当たり前ですが、
社会活動を全て停止させる程の脅威なのでしょうか?

リスクの程度を測るためにて基礎的な数字を調べてみます。

      日付 感染者数 死亡者数 致死率
国内     3/7  420     6    1.42%
クルーズ船  3/7  696     6    0.86%

国外     3/7 97,147   3,368    3.47%
中国     3/8 80,695   3,097    3.84%
イタリア   3/7  5,883    233    3.96%
韓国     3/8  7,134    50    0.70%

致死率4%とか言う人が居ますが、
分母である感染者についてどこまで調べられるのかが国によってバラバラであり、この致死率にはあまり意味がないでしょうね。
(死んだ人だけ調べれば致死率100%になります。)

軽症者まで調べれば致死率は下がりますし、
重傷者を優先しなければいけない所は致死率が上がる。
この数字自体は医療崩壊の程度を表す意味しか無いと思います。

この中では、比較的広く調べられているクルーズ船と韓国の数字が、まあ信頼性が高いのではないでしょうか。

最終的に1%を切ると見るのが妥当だと思います。

これと毎年発生するインフルエンザの数字を並べてみます


-----------厚生労働省HPから--------------
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html

Q10.通常の季節性インフルエンザでは、感染者数と死亡者数はどのくらいですか。

例年のインフルエンザの感染者数は、国内で推定約1000万人いると言われています。
国内の2000年以降の死因別死亡者数では、年間でインフルエンザによる死亡数は214(2001年)~1818(2005年)人です。
また、直接的及び間接的にインフルエンザの流行によって生じた死亡を推計する超過死亡概念というものがあり、この推計によりインフルエンザによる年間死亡者数は、世界で約25~50万人、日本で約1万人と推計されています。
-----------------------------------------

         感染者数    死亡者数
新型コロナ      420      6
インフルエンザ 10,000,000   214~1818  

感染者数は現状あてにならないので、死亡者数を見ます。
インフルエンザは1年通しの数字ですが、まあ10倍しても意味合いは変わらんでしょう。
要はインフルエンザと比べると影響は小さいという事です。

インフルエンザ以上の対策を取る意味が分からない。
インフルエンザと同じくクラスで10%発症したら学級閉鎖という程度の対応で良いんじゃないのか。
(これを言うと真剣にやってる人に凄く怒られそうですが)

最終的にはコロナによる死者よりコロナ対策による経済苦による死者の方が多くなりそうですね。
命に関わるから対策を、と叫ぶのは良いのですが、度の過ぎる対策で
それにより死を選ぶ人の命も考えてほしいです。

良く言われますが、正しく恐れる事は難しいのでしょうか。


ちなみに風邪という病気が有りまして、
その原因の15%位はコロナウィルスらしいです。

毎年毎年新型が発生し、風邪の症状を起こすウィルスの中で、
特に病原性の高い物に対してはSARSとかMERSとか命名される訳ですが、

国際ウイルス分類委員会の分類ではSARS近縁としてSARS-CoV-2と命名
WHOでは暫定的な名称として2019-nCoV(2019 Novel Coronavirus)2019年の新しいコロナ)
という扱いのようです。

毎年出てくる新型コロナと一線を画する物として命名されるかどうかは、これからの評価次第でしょうね。

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ウィキペディア

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E9%82%AA
風邪

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