(再録)消費の技術と生産の技術2010年1月21日
2010年7月28日 虫のたわごと日記テーマ「虫のたわごと」
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人間に擬態している私が、人間の理の外から思想的なものを述べる
この人頭おかしいんじゃね?と思わせるためのコーナー
「僕は本気だ!(ペジテのアスベル)」
(読み飛ばし推奨)
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生態学上「生産」というのは、植物が光合成して
二酸化炭素と水から炭水化物を作り出す働きの他にない。
国民総生産とか言う時の「生産」とは、
今日では消費の多さを表す指標に他ならない。
いわゆる近代文明の発展とは、「消費の技術」の発展に他ならない。
みんなして、消費のスピードを競っているのが経済活動。
早い者が勝ち、遅いものは置いていかれる。
その姿は正に「自動車」
ガスが無くなれば一歩も前に進めない。
ガスが無くなった時にどうするかというのが、これからの課題。
人力で押すのか、別のもので動かすのか。
永続性のある文明を築こうとすれば、再生可能エネルギーを作る
「生産の技術」が必要となります。
現在の「消費の技術」は、この100年の内には確実に行き詰まる。
何がエコで、何がエコで無いかという事については、
全工程におけるエネルギー収支で考える必要があり、
生態学上の「生産」と「消費」の概念で考えると、エコカー減税なんてものが
全然エコで無い事はちょっと考えれば分かる。
あれは「消費」を喚起するための宣伝に他ならない。
そういった目で見ると、世の中の「エコ」なる言葉が、
「消費」を喚起するための免罪符として使われているとしか思えなくなってくる。
大方のエコロジストと同じく、人類は地球のガン細胞のようなもの、
と考えていた時期もありましたが、今はそうは捉えていなくて、
これも進化の方向性としては正しいと考えています。
どういう理由かは分かりませんが、
生物は一貫してより多くエネルギーを消費する方向に進化している。
環境から薄い膜で隔てられた単細胞生物が、循環系を持つ生物に、
動かなければほとんどエネルギーを消費しない変温動物から、恒温動物に、
さらに人類に至って、火を獲得し、体外でエネルギーを消費する術を覚え、
内燃機関の発明による爆発的エネルギー消費量の増加という、
2段階の進化の階段を上っています。
恒温動物が変温動物より優れているなんてのは、単なる思い込みでしかなくて、
ヒキガエルなんかは、最も寒い時期に起きてきて産卵をします。
動けないわけではなく、無駄な動きはしないだけ。
実際彼ら(変温動物)の効率の良さには驚嘆します。
魚なんか1ヶ月位絶食しても平気で生きています。
それからすると、体温を維持するためだけにエネルギーを消費する
恒温動物というシステムは無駄に資源を消費するだけの劣ったシステムと言える。
でも、生命は恒温動物というシステムを採用したし、
人類というシステムも採用した。
地球のエネルギー収支的には非常に迷惑な話ですが、
人類が異常なわけではなくて、生物進化の方向として正常に進化していると捉えています。
それが何を目指しているのかは、さっぱり分かりませんが、
寒くなりすぎた地球を暖めるためかもしれないし、
あるいは生命は地球から出たがっているのかもしれませんね。
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人間に擬態している私が、人間の理の外から思想的なものを述べる
この人頭おかしいんじゃね?と思わせるためのコーナー
「僕は本気だ!(ペジテのアスベル)」
(読み飛ばし推奨)
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生態学上「生産」というのは、植物が光合成して
二酸化炭素と水から炭水化物を作り出す働きの他にない。
国民総生産とか言う時の「生産」とは、
今日では消費の多さを表す指標に他ならない。
いわゆる近代文明の発展とは、「消費の技術」の発展に他ならない。
みんなして、消費のスピードを競っているのが経済活動。
早い者が勝ち、遅いものは置いていかれる。
その姿は正に「自動車」
ガスが無くなれば一歩も前に進めない。
ガスが無くなった時にどうするかというのが、これからの課題。
人力で押すのか、別のもので動かすのか。
永続性のある文明を築こうとすれば、再生可能エネルギーを作る
「生産の技術」が必要となります。
現在の「消費の技術」は、この100年の内には確実に行き詰まる。
何がエコで、何がエコで無いかという事については、
全工程におけるエネルギー収支で考える必要があり、
生態学上の「生産」と「消費」の概念で考えると、エコカー減税なんてものが
全然エコで無い事はちょっと考えれば分かる。
あれは「消費」を喚起するための宣伝に他ならない。
そういった目で見ると、世の中の「エコ」なる言葉が、
「消費」を喚起するための免罪符として使われているとしか思えなくなってくる。
大方のエコロジストと同じく、人類は地球のガン細胞のようなもの、
と考えていた時期もありましたが、今はそうは捉えていなくて、
これも進化の方向性としては正しいと考えています。
どういう理由かは分かりませんが、
生物は一貫してより多くエネルギーを消費する方向に進化している。
環境から薄い膜で隔てられた単細胞生物が、循環系を持つ生物に、
動かなければほとんどエネルギーを消費しない変温動物から、恒温動物に、
さらに人類に至って、火を獲得し、体外でエネルギーを消費する術を覚え、
内燃機関の発明による爆発的エネルギー消費量の増加という、
2段階の進化の階段を上っています。
恒温動物が変温動物より優れているなんてのは、単なる思い込みでしかなくて、
ヒキガエルなんかは、最も寒い時期に起きてきて産卵をします。
動けないわけではなく、無駄な動きはしないだけ。
実際彼ら(変温動物)の効率の良さには驚嘆します。
魚なんか1ヶ月位絶食しても平気で生きています。
それからすると、体温を維持するためだけにエネルギーを消費する
恒温動物というシステムは無駄に資源を消費するだけの劣ったシステムと言える。
でも、生命は恒温動物というシステムを採用したし、
人類というシステムも採用した。
地球のエネルギー収支的には非常に迷惑な話ですが、
人類が異常なわけではなくて、生物進化の方向として正常に進化していると捉えています。
それが何を目指しているのかは、さっぱり分かりませんが、
寒くなりすぎた地球を暖めるためかもしれないし、
あるいは生命は地球から出たがっているのかもしれませんね。
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